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猫の飼い方

山梨で多頭飼いを始める前に確認したいこと

多頭飼いの準備とトラブル回避のポイントをまとめました。

山梨県内では一軒家や広い間取りで暮らす方が多く、「2匹目、3匹目を」と検討されるケースも少なくありません。多頭飼いは猫同士の社会性を育みますが、一方でストレスやトラブルの原因になることも。

成功の鍵は、山梨の住環境に合わせた「事前のリソース確保」と「慎重なステップ」にあります。


1. 物理的リソースの「数」を再確認

猫同士の争いを防ぐため、共有物を減らし、個々のスペースを確保します。

  • トイレの数は「頭数+1」: 広い家でも、各階に分散して配置するのが理想です。1箇所にまとめると、一匹が入り口を塞いで他の猫が使えなくなる「トイレ封鎖」が起こるためです。
  • 食事スペースの分離: 食器は必ず分け、可能であれば視線を遮るように配置します。横取りを防ぎ、それぞれの適正な食事量を管理するためです。
  • 高低差のある逃げ場所: キャットタワーやキャットウォークを設置し、一匹になりたい時に垂直方向に逃げられる場所を複数作りましょう。

2. 山梨の冬・多頭飼い特有の注意点

  • 暖房スポットの奪い合い: 冬の山梨では暖かい場所(こたつ、ストーブ前、日当たり)が限定されます。特定の強い猫が場所を独占し、他の猫が冷え込んで体調を崩さないよう、ペットヒーターなどの暖房ポイントを複数用意してください。
  • 脱走リスクの倍増: 出入りが激しい家族が多い場合、一匹を追いかけてもう一匹が飛び出す連鎖脱走が起こりやすくなります。玄関の二重扉はより強固なものが必要です。

3. 慎重な「対面ステップ」を守る

「いきなり放す」のは厳禁です。最低でも1〜2週間は以下の手順を踏みましょう。

  • ステップ1:隔離と匂いの交換
    • 新入り猫は別室(またはケージ)で隔離。お互いの匂いがついたタオルを交換し、存在を認識させます。
  • ステップ2:ドア越しの対面
    • 姿は見えないけれど、ドア越しに気配を感じる状態でご飯をあげます。
  • ステップ3:短時間の対面
    • ケージ越しに数分だけ対面させ、おやつをあげて「会うと良いことがある」と学習させます。

4. 災害時のシミュレーション(避難計画)

山梨での多頭飼育において、地震や土砂災害時の避難は大きな課題です。

  • キャリーケースの数: 必ず猫の頭数分用意し、すぐに取り出せる場所に配置しましょう。
  • 避難先の確保: 複数の猫を連れての避難所生活は困難が予想されます。車中避難の準備や、預け先をあらかじめ検討しておきましょう。

まとめ

多頭飼いは、準備と段階的な慣らしがすべてです。特に先住猫のメンタルを最優先にし、「先住猫に先に声をかける・ご飯をあげる」というルールを徹底してください。

相性が合えば、猫同士が寄り添って眠る山梨の冬は、飼い主にとっても最高の癒やしになるはずです。


matteruでは、多頭飼いにおすすめの大型ケージや、猫同士の喧嘩の見極め方についてもアドバイスを行っています。

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